「てりやき」とは何か？マックのご当地てりやきを食べ比べ

5月21日、マクドナルドから期間限定の新商品の発売が開始されました。それが、「ご当地てりやきJAPAN」です。３種類のバーガー、シャカシャカポテトの新フレーバーが登場しています。まずは、こちらの新商品を詳しく見ていきたいと思います。

２０２５「ご当地てりやきJAPAN」シリーズ

３種のバーガー

期間限定の新作てりやきバーガーを３種をご紹介します。

北海道４種のチーズてりやき

テリヤキバーガーにチーズソースとホワイトチェダーチーズを合わせた商品です。

瀬戸内レモンペッパーたまごてりやき

テリヤキバーガーにレモンペッパーマヨとたまごを合わせた商品です。

博多明太ポテトてりやきチキン

てりやきチキンフィレオに明太ポテトとチェダーチーズを合わせた商品です。

シャカシャカポテト新フレーバー

期間限定のシャカシャカポテトの新フレーバーをご紹介します。

名古屋名物手羽先味

手羽先をイメージしたフレーバーをフライドポテトにシャカシャカとまぶして食べる商品です。

なぜ「てりやき」なのか？

今回の期間限定メニューではてりやきバーガーの新商品が３つとなっています。マクドナルドでは毎年、春先の頃にはてりたまシリーズ、初夏の頃にはここ数年、てりやきの新商品を販売する傾向があります。また、さまざまなメディアのマクドナルドのメニューの人気ランキングで、てりやきバーガーは上位にランクインしています。

このように、てりやき関連の商品はとても人気であることがわかります。

てりやきバーガーの誕生

ここからは、てりやきバーガーについて深掘りしていきます。

てりやきバーガーといえば、てりやきソースを絡めたポークパティ、レタス、マヨネーズを挟んだ和風テイストな商品です。マクドナルドでてりやきバーガーが初めて発売されたのは、1989年3月です。当初は期間限定商品として始まりましたが、大人気商品となり、２ヶ月後にはレギュラー商品となりました。バーガー類では初の日本限定のレギュラー商品となりました。てりやきバーガーが開発された背景には、日本人にとってマクドナルドをもっと身近な存在にしたいという想いがありました。そこで日本食でも定番なぶりの照り焼きなどからインスピレーションを受け、日本人好みのてりやきソースを開発しました。

「照り焼き」の誕生

では、そもそもどのように「日本食の照り焼き」は誕生したのでしょうか。ここからは照り焼きを深掘りしていきます。

日本食の照り焼きといえば、ぶりの照り焼きのイメージが強いと思います。ぶりの照り焼きは古来からおせち料理の一品として食べられてきました。おせち料理にぶりが使われる理由としては、ぶりが出世魚であるため、「立身出世（社会的に良い地位につき、世間的に有名になること）」を願う意味が込められています。また、ぶりの旬が冬であり、脂がのって美味しいため、おせち料理に用いられているようです。

照り焼きという調理法は、もともと魚料理に用いられていたもので、醤油とみりんのタレを食材に絡めて焼くというものです。日本料理の調理法として古くから用いられています。今では、家庭料理でも用いられるほどポピュラーな調理法になっています。

まとめ

ここまで、「照り焼き」や「てりやきバーガー」について深掘りしてみました。今回の「ご当地てりやきJAPAN」シリーズは日本各地の名産品とてりやきを融合させたメニューとなっています。期間限定となっているので、お早めにチェックしてみてください！