今回ご紹介するのは、昼行高速バスです。
昼行高速バスとは、当日の朝や昼に出発し、その日のうちに目的地に着く高速バスです。
一般的に、旅行の交通費を浮かすために、夜行バスを利用する方は多いと思います。
しかし、夜行バスでは周囲に気を使ったり、車内が暗くなってしまうため移動時間を自由に使えなかったり、デメリットがあります。
そのような方には、昼行バスの利用をしてみてはいかがでしょうか。
昼行バスでは時間を自由に有効的に使うことが可能です。
このブログでは、昼行高速バスの快適な楽しみ方やメリットについてご紹介していきます!!
昼行高速バスはお得!? 夜行バスと比べると…
高速バスは大きく分類すると、2種類あります。
短距離路線バスと長距離路線バスの2つです。
全体数では昼行バスが圧倒的に多く、長距離バスに限ると夜行バスの割合が多くなります。
高速バスにあまり関わりのない人からすると、移動時間を睡眠時間にすることのできる夜行バスの方が、座り心地が良いイメージかもしれません。
しかし、実際は昼行バスも夜行バスと変わりはありません。
夜行バスと同じタイプの車両が昼行バスで使用されることもあります。
また、昼行、夜行に関わらず、快適なバス移動ができるように、席の間隔が広い3列独立シート、隣の席との間に仕切りのあるシート、トイレ備え付きの車両などがあります。
距離や路線によって異なりますが、昼行と夜行のどちらも運行しているバス会社さんの場合には、一般的に昼行バスの方が安くなっています。
昼行バスのメリット
昼行バスは当日の朝や昼に出発し、その日のうちに目的地に到着します。
そのため、昼行バスに乗ったことのない人からすると、夜行バスの方が時間を有効活用できる、日中は移動だけになってしまう、という方もいるでしょう。
一方で、昼行バスを利用する人からは、夜行バスではしっかり寝れない、昼行バスの方が疲れない、という声もあります。
昼行バスを利用する方も一定数いますが、その魅力はなんなのでしょうか?
ここからは昼行バスのメリットをご紹介していきます。
自由な時間を過ごせる
夜行バスでは、深夜時間帯は睡眠時間となり、また安全走行のためにも車内は消灯されます。
そのため、スマホやタブレットを操作することや、光漏れや音漏れにつながる行為は極力控えねばならず、時間を有効的に過ごすことは難しくなります。
一方、昼行バスであれば、車内が明るく、常識の範囲内であれば自由に自分の時間を過ごすことができます。
夜行バスのように、無理して寝る必要もありません。
景色を楽しむ
夜行バスでは、カーテンが閉められていることが多く、開けないようにとアナウンスされることも多いので、景色を見ることはできません。
一方、昼行バスであれば、車窓から景色を眺めることができます。
都会の景色や地方の景色、山間部や海岸沿いの景色など、さまざまな場所ごとの景色を楽しめるのも昼行バスの魅力です。
PA・SAを満喫できる
夜行バスでは、途中休憩で停車するSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)は時間的に閉まっているため、トイレ休憩くらいしかすることはありません。
一方、昼行バスであれば、SAやPAが営業しているため、バスが停車している時間内で飲食やお土産を買ったりすることが可能です。
行く先々のグルメや名物を楽しむことができ、常識の範囲内であれば、バスの車内で飲食することも可能です。
ただし、バスの停車時間は長くはないので、楽しみすぎてバスに乗り遅れないように、時間配分には気をつけましょう。
昼行バス 大阪→東京ルート
ここまで夜行バスと昼行バスの違い、昼行バスのメリットなどをご紹介してきました。
ここからは、本ブログの投稿・執筆をしておりますホッキョクが先日、実際に行ってきた昼行バス旅の模様をお届けします!
大阪発 昼行バスの旅
今回乗ったバスは…
今回乗ったバスは、JR高速バスです。
3列独立シートで、2階建てのバスです。
私の席は、2階の前から3列目、右側の窓際の席です。
JR高速バスの魅力はネットから予約でき、座席を選ぶことができます。
バス会社によっては、乗り時まで座席を知らせてもらえないことも多いので、座席を指定できるバスはとても魅力的です。
このバスを選んだ理由は、2階建てバスであるため、景色が見やすいところです。
右の窓際の席を選んだ理由は、大阪から東京に向かう場合、行く方向的に海岸は常にバスの進行方向右手にあるため、車窓から海が見えます。
また、日本の道路は左方向なので、対向車が見えたりと、さまざまな景色を見ることができるため、この座席を選びました。
8月下旬某日・朝7時 JR大阪駅
当日、JR大阪駅にある、JR高速バスターミナルに向かいました。
このバスは、7時10分発だったので、出発時間の15分ほど前にバスターミナルに着くように行きました。
基本的に、バス発車時間の10分前までにはバスターミナルに着いておくことをおすすめします。
バスターミナルに向かうまでの交通機関で遅延が起きたりすると乗り遅れてしまうためです。
また、この日は朝出発だったので、車内に朝ご飯を持ち込み、車内で食べました。
7:10 JR大阪駅出発
定刻通り、7:10にバスが出発しました。
ここからは朝ごはんを食べたり、景色を見たり、動画を見たりしました。
高速バスには無料のWi-Fiがついているバスもありますが、弱かったり、不安定であったりすることもあるので、事前にWi-Fiがなくてもできることを準備しておくことをおすすめします。
①サブスク系動画を事前にローカルメモリーにダウンロードする
②サブスク系音楽を事前にローカルメモリーにダウンロードする
普段から個人的に使用しているのですが、AmazonプライムビデオやLINEミュージックはWi-Fiのない環境でも見たり聴いたりできるように、オフラインで再生できるモードがあります。
事前にWi-Fiやモバイルデータがある環境下でアプリ内でダウンロードしておくと、オフラインでも再生できるようになります。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
大阪を出発した直後は都会の景色でしたが、出発して30分くらいすると自然の景色を見ることができ、リフレッシュすることもできるので、景色を見てみるのもおすすめです!
9:00頃 新名神高速 甲南PA
1回目の休憩で、甲南PAに立ち寄りました。
休憩時間は20分間だったので、その時間内で楽しみました。
朝だったので、レストランは空いていなかったのですが、お土産屋さんは空いていたので、その土地の食べ物や工芸品などを見ました。
休憩時間で楽しむことができるのも昼行バスの魅力だと思います。
夜行バスではお土産屋さんも空いていないので、トイレ休憩だけで終わってしまいます。
9:20頃 再出発
休憩を終え、再出発しました。
大阪から東京まで約8時間ほどかかります。
約2時間おきくらいに休憩時間があるので、その時間で外に出ておくことをおすすめします。
座席の広いシートであっても、ずっと座りっぱなしでは体に負担がかかってしまいます。
再出発してからしばらくして、海やテーマパークが見えてきました。
このような景色を楽しめるのも昼行バスの魅力です。
11:00頃 道の駅もっくる新城
2回目の休憩で道の駅に寄りました。
この道の駅は新東名高速新城IC近くにあり、途中の休憩場所に指定されているそうです。
休憩時間は30分間だったので、その時間内で楽しみました。
道の駅であるため、SAやPAよりも地域の特産物や地元の野菜などがたくさんありました。
ここで、昼食を買い、食べ歩き系のグルメを食べました。
地域の特産物やグルメを食べられるのも昼行バスの魅力です。
11:30頃 再出発
休憩を終え、再出発しました。
ここで道の駅で購入したお昼ご飯を食べました。
あまりに良いの強いものや車内で食べにくいものは避けることをおすすめします。
静岡県内に入り、渋滞が発生しました。
渋滞が発生すると同じ景色が続くようになるため、景色を見ているだけだと楽しめなくなるかもしれません。
このような時には動画を見たり、音楽を聴いたりするのがおすすめです。
また、到着まで時間はたっぷりあるのでお昼寝するのもおすすめです。
なかなか、荷中にゆっくりと寝る機会はないので、このような機会にゆっくりとした時間の流れを楽しみましょう!
14:00頃 東名高速 足柄SA
3回目の休憩で、足柄SAに寄りました。
休憩時間は30分間だったので、その時間内で楽しみました。
足柄SAは関東では有名で、大きなSAです。
楽しめるものがたくさんあるので、時間には特に注意です。
ここでは地元の野菜やお土産などを見ました。
そして、ソフトクリームを食べました。
SAやPAには場所ごとに違ったソフトクリームが販売されていることが多いので、ソフトクリーム巡りをすることもおすすめです!
14:30頃 再出発
休憩を終え、再出発しました。
私はもともと関東に住んでいたのでここからは知っている景色がたくさん見られました。
渋滞の名所である大和トンネル、用賀料金所。
こちらでは渋滞にハマりました。
新宿や皇居外苑などを通りました。
17:00頃 JR東京駅 到着
終点の東京駅に約1時間半遅れで到着しました。
昼行バスは高速道路などで渋滞に巻き込まれることが多いので、予定よりも遅れることは多いです。
そのため、時間に余裕がある時に昼行バスは利用しましょう。
昼行バス乗車中は時間の流れがゆっくりとなるので、昼行バスになることを目的とした旅もおすすめです!
まとめ
ここまで高速バス、昼行バスの魅力をたくさんお届けしてきました。
高速バスを利用する際は、昼行バス、夜行バスを自分に適した方を選ぶようにしましょう。
一般的に、ビジネス目的であれば夜行バス、のんびりと過ごしたい方は昼行バスが向いていると思うので、ご参考にしていただければと思います。
🚌🚎🚍最後までお読みいただき、ありがとうございました。🚍🚎🚌
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