本日、淡路島に釣りをしに行ってきました。淡路島は大阪湾、播磨灘、紀伊水道の3つの海に囲まれた島で、さまざまな魚が集まり、全国的にも有名なブランド魚の産地にもなっています。今回はこの時期に淡路島で釣ることのできる魚と、美味しい食べ方を紹介していきたいと思います。
サバ

サバはスーパー等でも販売されており、誰でも一度は食べたことのある馴染みのある魚であると思います。サバの旬は秋から冬頃であり、最も油の乗っている季節ですが、回遊魚であるサバは秋冬ごろは外洋に出ています。一方、春夏頃は産卵の季節で沿岸部に来ているため、堤防からでも釣ることが出来ます。
そんなサバの食べ方をご紹介します。
サバの味噌煮

材料
- サバ(夏に釣れたもの) 数匹
- しょうが 適量
- 水 100cc
- 酒 50cc
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ3
- 醤油 大さじ1
- 味噌 大さじ3
手順
- 鯖に熱湯をかけて臭みをとります。
- フライパンに調味料を全て入れ、煮立ったら、鯖を入れ、中火で10分程度煮ていきます。
- とろみがついてきたら完成!

甘めの味噌とサバの相性がバツグン!ご飯にも合う一品だよ
サバの塩焼き


材料
- サバ(夏に釣れたもの) 数匹
- 塩 適量
手順
- 全体に塩をよく振り、10〜15分ほどおき、水分をよく拭き取ります。
- サイド全体に塩を振ります。
- オーブントースターで焼き色がつくまで4〜5分焼きます。
- 裏返してさらに4〜5分程度焼きます。



小さめのサバなので、小骨が気にならない方であれば、丸ごと食べることができるよ!



ご飯のお供にも、塩分を少し多めにするとおつまみにも合うよ
サバの煮付け


材料
- さば(夏に釣れたもの) 数匹
- しょうが 適量
- 塩 少々
- 水 100cc
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 大さじ1と1/2
手順
- 全体に塩をよく振り、10〜15分程度おき、水分をよく拭き取ります。
- フライパンに調味料を全て入れ、煮立たせます。
- 鯖を入れ、中火で10分程度煮たら完成!



しょうがの効いた甘辛い醤油ベースのタレとサバが合わさってご飯にもよく合う一品だよ
スズメダイ


日本の東北以南の地域の岩場付近で見かけられる魚です。磯釣りでは他の魚を狙っていても食いついてくることから、餌盗りとも言われ、外道とされることが多く、食用とされる機会も少ないです。しかしながら、九州北部などの一部の地域では郷土料理「あぶってかも」として食べられることもあります。
郷土料理「あぶってかも」


「あぶってかも」は福岡市沿岸地域で食べられているスズメダイの塩焼きのことです。料亭などで提供され始め、博多名物として認知されるようになりました。鱗や内臓を取り除かずに、塩をまぶして一晩おいたスズメダイを炙ることで、こんがりとした鱗や皮、ジューシーな身を楽しむことが出来ます。
材料
- スズメダイ
- 塩
手順
- スズメダイに塩をまぶして、8時間程度置きます。
- 8時間後、水で塩を洗い流します。
- 魚焼き機で20分程度鱗が焼けるまで焼いて完成!



しっかりと焼き上げることで、頭から丸ごと食べることができて、とても香ばしくて美味しいよ!
メゴチ(ネズミゴチ)


浅瀬の砂地に生息している魚で、磯釣りなどで釣り上げられることもある魚です。古くから江戸前の天ぷらに用いられてきた魚で、皮目に独特の風味があって美味しいです。
メゴチの天ぷら


材料
- メゴチ 適量
- 塩 少々
- 水溶き片栗粉 適量
- サラダ油(揚げ油) 適量
手順
- メゴチを開きにします。
- 塩を振り20〜30分置き、水分を拭き取ります。
- 水溶き片栗粉をつけて、170度の油で狐色になるまで揚げ、完成!



天ぷらにすると旨みが包み込まれて、食べた時に旨みが広がるような美味しさだよ


夏の釣りの注意点
ここまでこの時期の魚、食べ方をみてきましたが、この時期の釣りの注意点がいくかあります。
日焼けに注意
夏の時期は太陽の軌道が近くなり、日焼けしやすい季節です。さらに、海では海面に反射した日光が照り返すことで、さらに日焼けしやすくなります。日焼け止めやアームカバーなどを適度に使用することがおすすめです。
虫に注意
夜釣りでライトを使用するとたくさんの虫が寄ってきます。虫除けスプレー等を適切に使用するのがおすすめです。


まとめ
夏の釣りは魚が豊富で魚釣りに適した楽しい季節です。日焼け対策、虫対策等を適切にしながら、ぜひ釣りをする際は楽しんでみてください。
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