大阪と東京の間にある大都市といえば、名古屋です。愛知県の県庁所在地であり、東海地方で1番の大都市です。名古屋を中心に鉄道や高速道路など交通網が広がっています。今回は名古屋への行き方について調査します!
大阪から名古屋への行き方

まずは、大阪から名古屋に行くにはどのような行き方があるのかについて見てみましょう。
新幹線
最もメジャーな行き方としては新幹線があります。乗り換えがなく、新幹線のぞみを使用すれば、新大阪駅から名古屋まで約50分で行くことができ、交通手段の中で最も最短時間で名古屋まで行くことができます。自由席であれば、5940円で行けます。
JR在来線


新幹線を使わずに、JRを使いたい方におすすめなのが、在来線を乗り継いでいく方法です。大阪駅から京都方面への電車に乗り、米原駅まで行きます。米原駅で乗り換え、名古屋まで行くことが可能です(東海道本線ルート)。
別のルートとしては、大阪駅から京都駅を経由し、草津駅で乗り換え、亀山駅で乗り換え、名古屋に行くルート(草津線関西本線ルート)や、大阪駅から天王寺駅を経由し、加茂駅で乗り換え、亀山駅で乗り換え、名古屋に行くルート(大和路関西本線ルート)があります。
時間帯によって電車の行き先が異なるため、途中で乗り換えが発生する場合もあります。
時間帯によって乗り換えが発生するため所要時間が変わってきますが、どのルートでも3〜4時間程度かかりますが、3410円で行くことができます。
JRで期間限定で使用可能な青春18きっぷを使用したい方にはおすすめです。


近鉄


JR以外の鉄道を使用する方法として、近鉄があります。近鉄は関西最大規模の私鉄路線です。大阪難波駅から京都方面、奈良方面、名古屋方面など様々な路線網が広がっています。大阪難波駅から近鉄名古屋駅までは有料特急のアーバンライナーや近鉄特急ひのとりで乗り換えなしで行くことが可能です。時間帯にもよりますが、約130分(2時間10分)で行くことが可能です。アーバンライナーは4790円、ひのとりは4990円で、新幹線よりも安く行くことが可能で、全席指定席であるため、確実に座ることが可能です。
有料特急ではなく、通常の急行などを乗り継ぐ場合では、約3時間半かかりますが、2860円で行くことが可能です。
高速バス
鉄道ではない方法として、高速バスがあります。バス会社やシーズンによっても異なりますが、鉄道よりも安く行くことが可能で、2000円〜4000円程度です。大阪ー名古屋間は高速バスでは比較的近い距離なため、昼行便が多く、約3時間半で行くことが可能です。中には夜行便のものもありますが、5時間程度で行くことができます。
高速バスは高速道路の状況によって到着時間が左右されやすく、特に昼行便は比較的交通量の多い時間に走行するため、時間に余裕のある方におすすめです。また、夜行便は次の日の朝に現地に着くことができ、朝一から活動したい方にはおすすめです。




自家用車
車を運転する方には自家用車で行く選択肢もあります。大阪の豊中ICから名古屋西ICまで約1時間50分で行くことができます。高速料金は4390円です。複数人で行く場合であれば、1人あたりの料金はさらに安くなります。
高速バスでは自由にSAやPAに立ち寄ることはできませんが、自家用車であれば、自由にSA・PAに行くことができるのもおすすめです。名古屋に行くまでの間に別のところに立ち寄ることもでき、最も自由度の高い交通手段です。
東京から名古屋への行き方


ここから、視点を変えて、東京から名古屋への行き方も見てみましょう。
新幹線
最もメジャーなのは新幹線で行く方法です。新幹線のぞみを使用すれば、約1時間40分で行くことができ、自由席であれば、11300円です。
在来線
新幹線を使わずに在来線で行くこともできます。東京から名古屋へ向かう最短ルートは東海道本線をひたすら名古屋方面へ乗り継いでいく方法しかありません。時間帯によって乗り換え場所や乗り換え数は変わります。乗り換えのタイミング等にもよりますが、約6〜7時間程度かかりますが、6380円で行くことができます。
高速バス
バス会社やシーズンによっても異なりますが、3000円〜7000円程度で行くことが可能です。東京ー名古屋間は昼行便もありますが、夜行便の方が多くなっています。どちらも5〜7時間程度かかります。



高速バスは早めの予約でお値段が安くなる場合もあるよ!


自家用車
東京ICから名古屋ICまで約3時間半で行くことができ、高速料金は7320円です。複数人で行くのであれば、1人あたりの料金はさらに安くなります。所要時間には休憩の時間が含まれていないため、3時間半で行くことは難しいと思われます。
飛行機
東京からは飛行機で名古屋に行くこともできます。羽田空港から中部国際空港まで約1時間で行くことができます。シーズンや航空会社によっても異なりますが、9000円〜12000円程度で行くことが可能です。早めの予約でお値段を抑えることもできます。



羽田発中部国際行き以外にも、成田発中部国際行き、羽田発小牧行きの便もあるよ!
比較


ここからは、大阪発と東京発を比較して行きます。
地理的に大阪の方が名古屋に近いため、基本的にどの手段でも大阪発の方が早く名古屋に到着し、安く名古屋に行くことができます。
新幹線
- 大阪発:約50分、5940円
- 東京発:約1時間40分、11300円
- 新幹線のぞみの途中停車駅数で比較すると、大阪発では京都駅のみで1駅、東京発では品川駅、新大阪駅の2駅です。
高速バス(夜行バス)
- 大阪発:5時間程度、2000〜4000円程度
- 東京発:5~7時間程度、3000〜7000円程度
- 他の交通手段と比較すると、夜行バスは大阪発と東京発であまり大差がないように思われます。
自家用車
- 大阪発:約1時間50分、4390円
- 東京発:約3時間半、7320円
- 高速道路の場合、所要時間と高速料金が地理的距離とほぼ比例しているように見え、東京発は大阪発の約5割増になっています。
まとめ
ここまで名古屋への行き方について、あらゆる手段を見てきました。名古屋への行き方としては、最短で行くならば新幹線、最安で行くならば高速バス、複数人で最安で行くならば自家用車がおすすめです。
最短時間、最安値だけにこだわるのであれば、これらの交通手段が有力ですが、他の場所に立ち寄りたい、在来線だけで行きたいなどのこだわりがあれば、これらの手段だけには限りません。様々な手段があるので、いろいろ試してみてください!
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