おけましておめでとうございます。
2025年もよろしくお願いいたします。
新年1発目のテーマは日本酒です。
お正月に日本酒を飲む方も多いのではないでしょうか。
今回は、日本酒のさらなる楽しみ方をご紹介していきます。
今回使用した日本酒
飛騨自慢 純米原酒 辛
- 老田酒造が製造する辛口の日本酒。
- 老田酒造は辛口の日本酒「鬼ころし」の元祖として有名な蔵元です。
- こちらの製品2022年に製造されたもので、現在は販売されていません(筆者調べ)。類似の製品がありますので、よろしければ試してみてください!
日本酒の楽しみ方
日本酒には様々な楽しみ方があります。
1.そのまま飲む
日本酒の基本的な飲み方は、そのまま飲むことです。
日本酒は冷やしたり、温めたり、温度を変えて楽しむこともできますが、最もおすすめなのは常温。
常温で飲むと、日本酒本来の味わいを100%楽しめます。
「飛騨自慢 純米原酒 辛」はキリッとした辛口であることが特徴です。和食のようなシンプルな料理ととても相性が良く、食事と一緒に楽しむ食中酒としておすすめです。
2.日本酒カクテル
日本は他の飲み物とブレンドしてカクテルとして飲むこともできます。
日本酒初心者や普段あまり日本酒を飲まない方にもおすすめです。
ここでは実際に試してみて、美味しかったおすすめのカクテルをご紹介していきます。
スプリング・スパークル
材料
- 日本酒 1/2
- コーラ 1/2
- カットレモン
コーラと合わせることでとても飲みやすくなります。後味に日本酒特有のアルコール感が鼻に抜ける感覚があります。コーラの甘味が際立っているので、ジュース感覚で飲むこともできます。
日本酒が苦手な方でも飲みやすいかも
ジャポネール
材料
- 日本酒 1/2
- ジンジャエール 1/2
ジンジェールのキリッと感と甘味が加わり、飲みやすいカクテルです。そのまま飲んでも美味しく、料理と合わせても楽しめます。
シャルドンのイチオシだよ!
サムライハイボール
材料
- 日本酒 1/2
- 炭酸水 1/2
日本酒の味はそのままに、炭酸のシュワシュワが加わったカクテルです。日本酒の風味や味はそのまま残っているものの、炭酸水で割っているためアルコール濃度が下がっていて、アルコールに弱い人でも飲みやすくなっています。日本酒の味がしっかりと残っているので、和食や淡白な料理によく合います。レモンやライムなどの柑橘系の果汁を入れても楽しめます。
日本酒の味はそのままにアルコール度数が低くなっているから、日本酒好きな人にもおすすめだよ〜!
オレンジサキーニ
材料
- 日本酒 1/2
- オレンジジュース 1/2
日本酒の風味がオレンジジュースで感じにくくなっているので、日本酒が苦手な方は最も飲みやすいカクテルだと思います。オレンジジュースの苦味があり、トニックウォーターのような役割を果たしており、食事に合わせやすいです。ガムシロップやハチミツなどを入れれば、甘味が加わり、ジュース系として飲むこともできると思います。
日本酒が苦手な人にイチオシ!
3.日本酒料理
日本酒は料理に加えても楽しめます。素材の味を生かした料理に特に適しています。実際に作ってみた、おすすめの料理をご紹介していきます。
炊き込みご飯
材料
- 米 2合
- さつまいも 1/2本
- なると 5枚分
- 豚こま肉 50g
- 日本酒 2合分
- みりん 50cc
- 醤油 100cc
- 顆粒だし 10g
作り方
- 炊飯器の窯に具材を入れます。
- さつまいもは1cm角の銀杏切り、なるとは5枚分を短冊切り、豚こま肉は1口サイズにしたものを入れます。
- すべての材料を入れたら軽く全体を混ぜてから、炊飯します。
- 炊き上がったら30分ほど蒸らして完成です!
水の代わりに日本酒を使用しています。具材やご飯がふっくらと炊き上がります。通常の炊き込みご飯より1ランク上がったような感覚があります。材料を入れて炊飯するだけの簡単レシピです。
日本酒の風味が強いから、日本酒が得意じゃない人は気をつけてね!
芋煮風煮物
材料
- 里芋 2個
- さつまいも 1本
- ブロッコリーの茎 50g
- 豚こま肉 100g
- 水 1000cc
- 日本酒 100cc
- 醤油 100cc
- みりん 50cc
- 顆粒だし 10g
- 砂糖 10g
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 里芋、さつまいもはそれぞれ乱切りにして、数分間水につけておきます。
- 鍋に水、里芋、さつまいもを入れて、沸騰させてから10分間煮ていきます。里芋からアクが出やすいので、適度にあく取りをします。
- ブロッコリー、豚こま肉、調味料を入れて、5〜10分くらい煮ていきます。
- 里芋が火が通るのに時間がかかるので、里芋が柔らかくなったら完成です!
山形の郷土料理である芋煮をイメージした煮物です。里芋に火が通るのに時間がかかるので、長時間煮込みましょう。
里芋はしっかりと火を通すと、ふわふわとした食感が出て美味しいよ!
芋煮風カレー
「芋煮風煮物」のリメイク料理です。
材料
- 芋煮風煮物
- 水 適量
- カレールー 適量
作り方
- 「芋煮風煮物」に水を加え、沸騰させます。
- カレールーを加え、全体に溶かします。
- 完成!
「芋煮風煮物」にはしっかりと味がついているため、そのままカレールーを加えると味が濃すぎてしまいます。そのため、水を加え、ちょうどいい濃さにしています。
お気に入りの濃さに調整してみてね!
肉豆腐
材料
- 液体だし 1カップ
- 日本酒 50cc
- みりん 50cc
- 豆腐 1丁
- 豚こま肉 100g
作り方
- 市販の液体だしと調味料を入れ、温めます。
- 豆腐を半分にカットしたもの、豚こま肉を出汁の中に入れます。
- 出汁が沸騰したら、火を弱め、5〜10分程度煮ます。落とし蓋をすると味が染み込みやすくなります。
- 完成!
豆腐に出汁が染み込んだ和食の定番とも言える料理です。今回は豆腐をそのまま煮ましたが、豆腐を素揚げしてから煮込む揚げ出汁豆腐にしても美味しいです!
シンプルだけど、とても美味しい一品だよ!
酒蒸し
材料
- はまち 1切れ *お好きな魚の切り身でOK
- キャベツ 100g *お好きな野菜でOK
- もやし 100g
- 日本酒 100cc
作り方
- フライパンに野菜を敷き、魚を乗せます。日本酒を入れて、火にかけます。
- 日本酒が沸騰してから、3~5分程度蒸していきます。
- 魚に火が通ったら完成!
魚と野菜を蒸すだけの簡単料理です。味付けをしていないので、ポン酢や醤油などにつけて食べるのがおすすめです。
鍋で例えると水炊きみたいな感じだから、自分好みの味付けを試してみてね!
ジェノベーゼ風パスタ
材料
- 野菜(ほうれん草、小松菜、キャベツ、ブロッコリー、もやし) 適量 *お好みの緑系の野菜でOK
- 豚バラ肉 50g *お好きな量でOK
- パスタ 200g *お好きな量でOK
- 日本酒 100cc
- 顆粒だし 50g
- オリーブオイル 適量
作り方
- パスタを茹でます。適量の水と塩を入れ、茹でます。
- パスタソースを作ります。フライパンにオリーブオイル、野菜、豚バラ肉を入れ、炒めます。
- 日本酒、顆粒だしを加え、さらに炒めます。野菜や肉に火が通ればOKです。
- パスタの茹で汁を少量入れ、パスタソースを伸ばします。
- 湯切りしたパスタをパスタソースと合わせます。ここでオリーブオイルを加えるとパスタがくっつきにくくなります。
- パスタソースを煮詰めて、パスタに絡めていきます。
- 少し水分が残っている状態まで来たら完成です!
オリーブオイルを多めにして和えると冷めても麺がくっつきにくくなります。冷蔵保存して作り置きにするのもおすすめです。時間が経つとパスタに味が染み込み、よくメイン料理にある付け合わせのパスタのようになります。
シャルドンのイチオシレシピだよ!日本酒がイタリアンになったよ!
まとめ
日本酒はそのまま飲んでも、カクテルや料理にしても楽しめるお酒です。
日本酒を使った飲み物や料理で楽しいひと時を過ごしてみませんか。
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