私たちは日々の生活の中で様々なものを食べています。
好きな食べ物は何ですか?
皆さんはこの質問にどのように答えますか?
この質問の調査結果として、こちらのようなデータがあります。
- 寿司
- 焼肉
- 鶏の唐揚げ
- フライドポテト
- アイスクリーム
- ハンバーグ
- ステーキ
- カレーライス
- 餃子
- たこ焼き
*みんなのランキング 2024/10/10現在
この調査結果を見ると、和洋中に限らず様々な食べ物が人気であることがわかります。
このように日本人は和食だけではなく、様々な料理・食べ物を食べています。
ハンバーグやカレーなど日本発祥ではない食べ物もランクインしていますが、日本で独自の進化をしているので、これらをすべて含めて日本食と言ってもいいのではないでしょうか?
日本独自の進化を遂げてきた代表的な料理といえば、中華料理です。
皆さん、ラーメン、餃子、チャーハンなどは日常的に食べているのではないでしょうか?
前置きが長くなりましたが、今回はそんな中華料理に迫っていきたいと思います。
中華料理の発祥は〇〇?
日々の生活の中でラーメン、餃子、チャーハンなど中華料理を食べる機会があると思いますが、中華料理はどこで誕生したのでしょうか?
”中華”と名乗っているので、中国かと思いがちですが、発祥は日本なんです!
補足ですが、中華料理について定義しておきます。
中華料理の定義
中華料理とは、中国で食べられている中国料理を日本人好みの味にしたものです。
つまり、中国に中華料理はありません。中華料理は日本独自のものなんです!
一方、中国で食べられているものは何なのか?
それは、中国料理です。
中国料理が日本に伝わり、日本で中華料理に生まれ変わり、日本全国に広まり食べられるようになったと言われています。
そんな中国料理ですが、
中国では、一般的には中国料理という表現はあまり用いられないそうですが、中国の地域ごとに独自の食文化があります。
有名なものでいうと、北京料理・四川料理・広東料理があります。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
まとめると、中華料理と中国料理の違いはこのようになります。
中華料理:日本独自のもの
中国料理:中国で食べられている北京料理・四川料理・広東料理などのこと
日本には三大〇〇〇がある!
日本には有名な3つの中華街があります。
それは、神奈川にある横浜中華街、神戸の南京町、長崎の長崎新地中華街です。
中でも最大級の規模であるのが横浜中華街です。
首都圏にあり、行ったことのある人も多いのではないでしょうか?
中華街といえば、食べ歩きグルメが有名です。
小籠包・北京ダック・中華おこわなど出来立ての中華が露店で販売されています。
コース料理や定食のようにたくさんの量ではないので、様々なお店のメニューを少しずつ食べることができて、とてもお得な気分になります。
中華街を簡単に言うと、中国からやってきた方が住むようになったエリアです。
元々は観光目的で作られたものではなく、中国から来た方が住むようになったエリアで中国商人の方が商売を始め、後に、そのエリアを自治体や商工会などが観光目的で中華街としたという経緯になります。
そんな、横浜中華街のある横浜は中華料理のイメージがあると思いますが、あの有名な中華の食品企業はご存知ですか?
横浜といえば、シウマイ?・焼売?・シューマイ?
一般的には焼売・シューマイと呼ばれる豚肉を皮で包み、蒸したあの美味しい料理ですが、どのように誕生したのでしょうか?
焼売は中国の点心が元となっている、中国のモンゴル自治区で発祥、中国広東省で発祥など様々な情報がありますが、中国国内で誕生したことは間違いないようです。
日本では横浜中華街のお店で突き出し(お通し)として出されていたと言われています。
その突き出しの焼売からヒントを得て誕生したのが、あの有名な崎陽軒のシウマイです。
シウマイとは、崎陽軒が冷めても美味しいシウマイとキャッチコピーをつけ、シウマイ弁当として販売されたものが最初です。
また、中国の広東では”焼売”を”シウマイ”と発音していたと言われており、崎陽軒が”シウマイ”とネーミングしたそうです。
今では、お弁当として有名な横浜の崎陽軒のシウマイですが、関西でもシウマイ弁当を楽しむことができるんです!
関西版 シウマイ弁当
それが、関西シウマイ弁当です。
姫路の食品会社のまねき食品と崎陽軒がコラボしてできたお弁当です。
通常のシウマイ弁当とは具材が異なり、全体的に関西風の味付けになっています。
まねき食品のお弁当販売の店舗で購入可能ですので、試してみてはいかがでしょうか?
お弁当だけでない シウマイ
シウマイ弁当で有名な崎陽軒、創業時はシウマイはなかったんです。
もともと崎陽軒は旧横浜駅構内で飲み物、餅、寿司などの販売をしており、今でいう売店のような形態から始まりました。
その後、駅弁や牛丼、カレーの販売が行われました。
シウマイ弁当が販売され始めたのは創業から20年後です。
当時、横浜駅は東京駅から近く、駅弁の販売には不向きであったそうです。
そのため、横浜名物を作るために、中華街で突き出しとして提供されていた焼売からヒントを得て、社内で食べれるように冷めても美味しいシウマイを駅弁として販売し始めました。
そんな進化し続けてきた崎陽軒はお弁当だけではないんです。
シウマイ弁当だけじゃない 崎陽軒
お弁当以外に、真空パックのシウマイ、中華菓子の月餅や中華まんも販売しています。
さらに、レストラン事業、通信販売、冷凍食品の分野にも進出しています。
時代やライフスタイルの変化に伴い、新たな販売方法や様々な業態に進出しており、進化し続けています。
その中で気になったのがレストラン事業です。
中華・中国料理だけでなく、イタリアン、英国料理の店舗もあります。
その中で特に注目したいのが崎陽軒中華食堂です。
他の店舗は本格的な料理が楽しめますが、こちらの店舗ではリーズナブルに美味しいものを食べることができます!
崎陽軒 中華食堂
中華食堂は崎陽軒のレストランの原点である店舗です。
横浜駅の東口地下にあり、アクセスもよく、お昼時には行列ができます。
崎陽軒のシウマイを出来立てで食べれるのが魅力的で、冷めても美味しいシウマイですが、出来立ての状態で食べれるのは、別のおいしさがあります。
セットメニューではシウマイでなく、他の中華も楽しむことができ、一石二鳥です。
本場の味をリーズナブルな価格で食べれるのはとてもお得感があります!
進化を続ける中華
ここまで崎陽軒について深掘りしてきましたが、中華料理も進化しているんです。
もともと本格的な中華料理・中国料理はお店で食べるのが一般的でした。
そんな中華は食べ歩きグルメやお弁当として、気軽にリーズナブルに食べれる存在となりました。
店舗で食べる中華も今では、街中華としてリーズナブルに食べられることが多くなりました。
近年では、中国料理専門店、四川料理などのワードを街中で目にする機会も増え、中華や中国料理が親しみやすい存在になってきています。
さらにここ近年、デリバリー・宅配、調理キット、冷凍食品などが広まり、自宅で中華や中国料理を気軽に食べることができるようになってきました。
これは、中華だけに限らず、食品業界全体として広まっています。
進化を続ける食品業界
特に、デリバリー・宅配分野はコロナ禍の影響もあり、拡大し続けている分野です。
親の共働き等により家族で食卓を囲む機会が減っていること、ライフスタイルの変化などにより、一昔前と比べ個食化が進んでいます。
このような時代やニーズに合わせて、食品業界の販売戦略も変化しており、昔と同じやり方では通用しないことも増えてきていると思います。
時代やニーズに合わせて、進化し続けることが求められるのではないでしょうか?
まとめ
ここまで、中華料理から食品業界全体に至るまで、話が少し大きくなってしまいましたが、
今回、中華についてリサーチして学んだことはこちらです。
ということです。
最後に一言、
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
コメント
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